神社に参拝しなかったのは牧口先生一派だけではないでしょう。

大聖人の流れのもとで、神社に参拝しなかったのは牧口先生一派だけではないでしょう。
日蓮宗にも生来、戦時中にいたるまで神社に手を合わせない人が居たそうです。
1945年8月、この日蓮宗信者の老人は参拝を拒否したという理由で、
広島市の法務局に呼び出され、拘留中、何日目かに原爆にあって死亡した、ので
した。
(戦中・戦後体験談を集めた『1945年8月からの出発』という本にあります)
もちろん逆に、呼び出されてなかったらたとえば機銃掃射で死亡したということ
もありえなくはないですが、
信仰を貫く事が平和への道と思し召すのでしたら、同志のみなさん、
そういう人が居たことも心の片隅に覚えておいてくださいね。

柴田錬三郎『徳川太平記』の中にさりげなく
日蓮はほら吹きじゃが」という台詞があります。
『種々御振舞御書』なんか読んだら一般人ならそう思うでしょうね。
しかし御本佛と仰ぐ立場からすると、金口から出た金言には一字一画の誤りもな
い筈なのです。
「ざうせうにん」でも写本に「日ざうせうにん」と明らかに写し間違いがあっても
御祖師の書いたものを私に換えることはと訂正をためらっていたぐらいで。
gohonzonnを修正するとは自分が御本仏になったつもり?

池田先生が第1次訪中で(昭和49年)十代後半の青年に
「毛主席と会ったらどうしますか」とたずねると
「心が躍動し、必ず『毛主席万歳』というと思います。
そして『私たちはきっと毛主席の良き後継者になります、中国を絶
対に変色させるようなことはありません。ご安心下さい』といいま
す」と模範的に答えたという、
その青年もいまは50歳ぐらい。
池田先生と会ったのを覚えているでしょうか。

池田先生が周恩来と会った時、
「中国で折伏するつもりはありません。
お国は毛沢東思想で足りているでしょう。
しかし千年二千年の先に毛沢東では間に合わないということになったら仏法を聞きにおいでください」といったという。
別冊宝島『隣の創価学会』より・同行した幹部=実名の談話)
誇大妄想的?
(=「宗教的」?)

シュバイツァーは「イエス、精神医学的分析」という論文でイエス・キリストについて
「自分があくまでも正しいと信じること、これはまごうかたないパラノイアの兆候ではないか」と
はじめに書いた。なにかを生涯かけて信じようと思えば、そのぐらい疑ってみないとね。
「真面目とは無知なことです、少なくとも疑ってみないことです」(上田紀行『日本的システムの崩壊』)

かって日本に「社会主義国精神病者の犯罪はない」(隠していただけ)
「社会を変えなければ犯罪はなくならない」(少年法を、押し付けた米国はとっくに改正している)などという人がいた。

毛沢東や、スターリンにさえ「いいところもあった」と部分評価するのに
日本の「半島経営」さらに「満州経営」を評価するのはタブー?

大陸は前世紀初めまでは他民族が覇権を占めた征服王朝支配で、
漢人満州人と結婚も許されず高級官僚にもなれず、曽国藩のような軍人も奴と
されました。
経営者と一般社員以上の懸隔があったわけです。
軍事蔑視が戦力でまさった日清戦争で負けた原因となっています。
そうしてみると「満州国建国」は合理性なかったか?

七夕は本来は旧暦で梅雨が明けてからのものです
曇り、雨天には織姫と彦星はあえないというより、一部の地方で言うように逆に逢えるチャンスで
「雲の布団に隠れて見えないのをいいことにいちゃついている」
というほうが論理性があるのではないか。
とうちの娘に言うと「お星様は雲の布団なんか要らないし
10光年離れているものくっつけるはずない」ですと。
笹飾りは風情ありますが、一昨年の願いは
スヌーピーをみんなが忘れませんように」
去年の願いは
「梅酒がおいしく漬かりますように」
数年前に
天才バカボンがまた始まりますように」と短冊に書いたら
本当に秋からアニメ新シリーズが始まったから驚いた。
霊験あらたか?
たとえば人を丑の刻参りして呪って殺しても罪にならないのです。
「不可能犯」という。

アシモフがSFのもっとも成功した予言として挙げ、実際に最重要軍事機密が漏れたのかと
「アメージングストーリー」誌・編集長キャンベルが調べられたという
ハインラインの第二次大戦中の短編『不完全な解決』は、新兵器「放射性の塵」により
(当時日本が参戦していなかったので)ドイツがあっという間に降伏させられ
「これで世界は平和になる」と語り手は喜びますが主人公は
「われわれがこれ(放射性の塵)をいつまでも独占できると思っちゃいけない。
兵器として使ったということだけで再開発には十分なヒントだ。ウランというのはザラにある鉱物だからね、
それを忘れちゃいけない!
そしてこれを皆が持つようになれば、
世界はピストルを構えた男が睨みあう狭い部屋みたいになるだろう、
誰も部屋を出ていくことも安眠することもできない」
と言うのでした。

ソ連が意外に早く核開発できたのは事務で働いていた英国女性が強固な共産主義
処刑された人たちの情報は実は無価値だったらしいですが
平凡社世界大百科辞典の記述はその点では正しい)
ある英国女性「彼女の情報だけは役立った」と
社会主義崩壊で明るみに出たようです。90歳だったか?まだ生きていたはずですが
彼女の行為は朝鮮戦争で核使用を制肘したと評価する人までいます。

日本人拉致事件を追求していけば金正日の責任問題に行き着かざるを得ないが、
横田めぐみさんを返せばその関与の動かぬ証拠が出てくるので絶対返せない、
拉致被害者も取り返したいと言うのが「北」の本音でしょう。
けれども独裁者だけに自分に忠実で一点のミステイクもないものを犠牲にできない(士気に影響する)、
横田めぐみさんの夫が高級軍人だけに口封じということはなさそうです。
権力者の姻戚でもない数人の安否にこだわる日本人の心理が彼には「難癖」としか理解できないかも知れない。

米国は6カ国協議の結論は核開発の完全放棄か軍事侵攻しかありえない、
と明言しています。北のつぎの手段は核実験しかないか。
朝鮮戦争金日成が米国の挑発に乗った面もあるかも知れません。
歴史は繰り返すか?
金正日が朝鮮を統一する日』という本には、
短期間に半島を制圧すれば米国も自国民が核報復される危険を冒してまで内政干渉しないだろうとあります。