狭くなっても時間がかかっても正本堂は木造にすればよかった

ちょうど幸田露伴の『五重塔』読んだばかりだが、朝日新聞によると、1300年以上つづいている宮大工の組織、金剛組が江戸時代に焼失した身延の五重塔(避雷針しらなかったのかな)再建を請け負っているという。
壊した跡地に建てた本門堂もそうだが、土足椅子式の大ドームはルネサンスのオーダー式建築の教会の延長かもしれない。
京都奈良はむろん、香港台湾にも木造の大寺院多い。
守るのは信者の継続した誠意。
伽藍は宗教の装飾でなしに本質なのか。