人の口には戸は建てられぬ

とすれば積極的な話題提供でプラスイメージを作るしかないか？Ｌｉｖｅｄｏｏｒ『生きている戸口』という名称も示唆的ではある。利益に見合うだけの「価値生産」をしない投資行為は所詮「ギャンブル」に過ぎないが時価総額という仮定の資産が増大することがゼロサムゲームであることをわかりにくくしている。聖者でもなければ労働が気高い理想にちかづくための修行になどはならないが、それに近いものでは知識・情報を普及させるという産業もある。日本の報道は大新聞等の『正論』と、週刊誌等の『俗論』の二層あるいは多層構造になっているらしく、その信憑性を読み取るメディア・リテラシーという能力が必要とされる程、安価な情報は危険でもある。いったん金を払ってくれるまで権威を得れば、それによって供給にも優位となり永久の繁栄を約束されているように見えるが、一本調子では飽きられることもあり新しい媒体の出現もあり、有名私立大学のような権威の殿堂いがいは容易でないといえるだろう。