偉業は終わった、おもちゃを片付けるとき

高級食材を鑑別できるかという番組をやっていた。今に始まらぬ叶姉妹の高級品鑑定眼には敬服するが「ボンカレー10年分=365万円」つまり一食¥1000と計算して見せたのは出来すぎで「やらせ」の印象を持つ。「偏差値」とは正確なもので、めったに自分のレベル以上のことは出来ないのだけれども。
文系である池田先生は、理系のsophisitited enginsを軽視することはトインビーに相似し、「文系復権」を主張するが、創価学会という情報ヒエラルキー社会、すなわち情報を管理することによって幹部が会員の考え方を規制する組織(「世間はガッカイを無理解で批判している」)はインターネットを始めとする情報の氾濫で廃れていくのではないか。同義反復にしても感動的な情報を豊富に供給できれば別だろうが。池田先生にはもはや多くを期待できまい。誰より立つべきは公明党議員だろうが「池田先生」と言わないで感動させる話のできる人材はいるか?