其の家の鬼にあらずして弔うは諂いというが

区の会合。
Kさんの話。同窓会の幹事を長年しているが、
一人の女性が(水商売らしい)(赤字だろといって十万円包もうとしたことがあるというから金に困っては無かったのだろう)
亡くなって、なんと!「Kさんにあとのことはおまかせします」とかいう書置きがあったらしく連絡してきたという。
儀典部をしている満目でいわゆる直葬でお経を誦んで、友達二人に「SGはそこまでやるんですか」と感謝されたとか、
出来杉
遺骨の骨揚げもする人も無く、「名古屋のイトコに承諾を取って」Kさんが天王寺の一心寺に納めたという。
(ふつう他人に迷惑かけまいとするだろうし、「友達」は、あるいは近所は同窓会よりは近しいと思うはずだが)
どうもよくわからん。
少子化と肉親の情の希薄化、住所の拡散、個人情報の取得困難などにこうしたケースは増えるだろうが、
いつも素直に感動してくれるだろうか、あるいは「余計なお節介」と紙一重ではないか。