「正義」とは「権力」

三国志』の蜀が、滅びたことでヒロイズムを全うしたように正義とは常に弱者の慰めです。岸田秀によれば「正義とは嫉妬」でして、「自分が正しいのに世に容れられない」=「正当な評価をされない」という負け犬の遠吠えに似たものなのです。
たとえば私は椎名林檎のファンですが、音楽は嗜好のものですから彼女の曲に感動しないものが居てもかまわないし下手に過去の話題性を持ち上げられるよりもマシだと思っていて、他人に思いを語っても好みを押し付けようとまではしません。
少数派に甘んじることなく「自分が正しい」と思ったことを人に押し付けるのは正義というより権力と呼ぶべきでオウム真理教が好例で社会問題となるのは必定でしょう。

三国志』の蜀が、滅びたことでヒロイズムを全うしたように正義とは常に弱者の慰めです。岸田秀によれば「正義とは嫉妬」でして、「自分が正しいのに世に容れられない」=「正当な評価をされない」という負け犬の遠吠えに似たものなのです。
たとえば私は椎名林檎のファンですが、音楽は嗜好のものですから彼女の曲に感動しないものが居てもかまわないし下手に過去の話題性を持ち上げられるよりもマシだと思っていて、他人に思いを語っても好みを押し付けようとまではしません。
少数派に甘んじることなく「自分が正しい」と思ったことを人に押し付けるのは正義というより権力と呼ぶべきでオウム真理教が好例で社会問題となるのは必定でしょう。