小泉純一郎は天才か悪魔か、両方か?

思えば景気回復気味で物価も安定している時に与党が敗北するはずはない。
彼にとって「与党で過半数取れなければ退陣」という低いバーは有利な賭だった。
創価学会を破滅させようと悪魔(あるいは天使)が思えば、まず権力を与えそれを保持しようとする努力をさせることによって狂わせ自滅させるのではないか。
憲法改正を発議できる2/3は長年政権与党の夢だった。
公明党を含めてとはいえ、国民投票という「最後の難関」を経なければならないとはいえそれに手が届いたからには改正の何かを示さねばなるまい。
公明党は「加憲」ともいうが「自衛隊の存在の肯定=武力保持の明記」に踏み込む勇気があるか?それもできなければイラク自衛隊員は治安維持、外交官護衛の任務もできないばかりか自衛さえも過剰防衛を警戒されて他国兵に「守ってもらう」だけのむしろ足手まといのなさけない存在に終始してしまう。